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ならや本舗の日常日記

2016年4月 1日 金曜日

〈楽斎選〉?ならやオリジナルの唐筆ブランドです

こんにちは。
大変ご無沙汰しています。
東京は昨日桜の満開宣言が出され、
一日、一日春らしくなってきました。


今日は、よく質問いただく内容の中から
楽斎選の筆についてご説明します。

楽斎選(らくさいせん)とは
中国の筆、いわゆる唐筆の
ならやオリジナルのブランドを指します。

当店でも元々は、上海工芸とか金鼎牌などの
色々な工場の唐筆を扱っていました。
ところが、10本のうち半分が使えなかった等
安いが故、不良品も多く入っていました。

中国の工場は日本とは比べものにならないほど大規模で、
職人さんの数も桁違いです。(さすが中国です)
職人さんの技術力にも大きな差が生じます。
熟練の職人さんが作ったものも、新人さんが作ったものも
ごちゃ混ぜになって入荷するので、使ってみないとわからないのです。
どんなに工場に改善命令を出しても、「中国産は仕方ない」と
泣き寝入りするのが今でも常識です。

そこで〈ならや〉は
中国の工場へ直接出向き
原材料の品質、職人のレベルを指定し、
品質の安定を図るよう、直接交渉、
差別化するために〈楽斎選〉とブランド名を刻印することにしました。
当然、一般のものより価格は上がっちゃいましたけど・・・。

これは刻印の一例です。
軸の色も変えてもらってます。



中国の筆は、日本の筆と作りが違います。
これは文化の違いくらいの差がありますので
どちらが良いとかではないと思います。
目的に合わせたものを使うというのも
必要だと思ってます。
ただ、中国産であっても国内産であっても
品質の安定は求めたいですよね。
使ってみなければわからないというのが
書道具の難点のようにも思いますが
先生方曰く、「それも勉強のうちだよ」とのことです。
手作り商品ならではの難点ですが
その差ができるだけ少なくなるよう願ってます。


楽斎選の筆のことで、嬉しいお話しもいただきました。
先日、筆を見るなり
「あ、これこれ~!!」と喜ぶ方がいらっしゃいました。
なんだろうと声をかけてみると
はじめに楽斎選を使っていて、買い換えの時に違う店で
同じ名前の筆を買って使ったけど全然手に合わず、
いろいろなお店に問い合わせてようやく見つけた
との事でした。
やっぱりこれよね~と喜ばれると
毎回頑張って説明してて良かった、と思いました♪
これからもわかりやすい説明ができるように
頑張りたいです。


今回の担当は、南(佐)でした。


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投稿者 東京にある書道用品専門店ならや本舗